top of page
  • moribayashi5

【移動】 Keymen’s Club of Japan On Air Meeting キー局運用

2023年9月30日、Keymen’s Club of Japan(KCJ)の400回記念On Air Meeting(OAM)が行われました。ちょうどKCJに入会が認められた直後、OAMの400回記念のキー局を募集していたので応募してみたのですが、未経験者優先だったので採用していただきました。

少々無謀だったかなと思いながらも、まあ何とかなるかなという感じでしたが、やはりキー局ですから、自分のベストで臨みたい。


KCJ OAMは、1.9や3.5から順に上のバンドに移りながらチェックインを受け付けていくスタイルです。多くのバンドで出ることができれば、それだけ多くのメンバーのチェックインを受け付けることができます。


私の場合、自宅シャックであれば、3.5~433MHzの全バンドで電波を出せますが、HF帯はノイズがひどくコールされてもコールサインが取りきれないケースが多いので、移動運用でキー局をすることにしました。


移動では、V型ダイポールアンテナのHFV5を使って7,14,21,28,50MHzで運用可能です。モービルホイップで144,430も出ると、まあ何とか形になるかなという算段です。


とはいえ不安なので、事前に本番の移動地に2回行き、調整とテストを行って臨みました。


〇本番当日の準備


私は9時から12時の運用担当です。

6時からキー局2局が運用するので、そちらにチェックインするために、移動地で7時には運用開始できるようにしました。


設備は、普段の移動運用で使う設備に加えて、予備機と144,430の運用を兼ねてFT991Mと、ディープサイクルバッテリーを持参しました。


・無線機:FT891M(HF運用) + FT991M(HF予備機+144,430運用)

・アンテナ:V-DP(HFV5)、Mobile Whip

・バッテリー:Jackery 708 + ディープサイクルバッテリー×2


これで何かトラブルがあっても、最低限の運用はでき、何とか迷惑をかけずに運用できるでしょう。


6時からのキー局2局が、ローバンドから運用を始めています。

7時過ぎには私も7MHz帯からの運用ができる準備を整えました。


何が起こるか、ワクワク、いや緊張です。

CQを出しているほかの局と交信して電波が正常に飛んでいることを確認しながら、まずは、私も一般の局としてチェックインするために、キー局と交信できるタイミングを待ちました。


聞いていると、やはりすごいパイルアップになっています。

これはコールしてもなかなかとってもらえないだろうなあと思いながら、何度かコールしてキー局2局と交信してチェックイン交信完了。


パイルアップで、コールサインを聞き取るウォームアップをしながら、9時を待ちました。

周波数は7.0175MHz。9時の少し前から確保しておきました。


〇本番運用


さあ9時。次は私がキー局をやる番です。

CP CP KCJ OAM de JS2AZO/2 K

と定型文を打つと、一気にコールバックがありました。


今までに経験した中で、おそらく一番激しいパイルアップだったと思います。

いきなりトップギアです。

最初はオペレーター名を送ろうなどともくろんでいましたが、全く余裕がありません。

599BK方式に徹して、とにかく一文字でもコールサインを取ろうと、必死でした。


不思議なもので、パイルアップの中でも、

コールサインが浮かび上がって聞こえる局がありました。

後から聞くと、100Hzほど周波数をずらしてコールしているとのことです。

これは、習得しておきたい技術ですね。


1時間ほど呼ばれっぱなしで、7MHzでは42局と交信できました。

しかし後でわかりましたが、他のキー局は皆さん50局以上と交信されています。

まだまだ、改善する余地がありそうです。


メインの7MHzが呼ばれなくなると、14MHz、21MHz、28MHz、50MHzと順に周波数変更していきます。


周波数変更の度に、KCJのWeb掲示板でアナウンスするので、何度も呼んでくれる局もあり、うれしい限りですが、「聞こえません」という局も多く、やはりアンテナをもっと強化すべきと感じました。


144MHz、430MHzでもCPを出してみましたが、

こちらは応答がありませんでした。


オンエアミーティングは、コールする方も楽しいですが、

やはりキー局で呼ばれる側になるのは最高です。

もう少し実力をつけて、また機会があればトライしてみたいと思います。



■移動データ

・日時:2023年9月30日 7時00分~12時30分

・移動地:白山峠

・所在地:愛知県小牧市 JCC2021

・運用周波数:7MHz/14MHz/21MHz/28MHz/50MHz/144MHz/430MHz

・運用モード:CW

・設備:FT-891M Mobile V-DP HFV5 1.5mH 50W(CW)


DE JS2AZO

HPE CU AGN SN.

GL 73 & 88.



閲覧数:25回0件のコメント

Comments


bottom of page