【記念局】関ハム記念局8N3AND、ハムフェア記念局8J1HAMを運用しました
前から行きたかった7月16日の関西アマチュア無線フェスティバル(関ハム)。
本格開催となった8月19日20日のハムフェア。今年は両方に参加し、やってみたかった記念局を運用してきました。
〇関ハムで、初めての記念局8N3ANDを運用。しかも1kW局。
関ハムで開場と同時に入った際、ふと見ると記念局の運用受付けが。
聞いてみると開場直後なので、まだまだ運用申し込みに空きがあるとのことです。
しかも、リニアアンプが設置されており、1kW局の運用ができるそう。
ふと「私のレベルで記念局の運用なんてやっていいのだろうか?」と頭をよぎりましたが、1kW局を運用できるチャンス。
これはやるしかありません。7MHz電信1kW運用で申し込みました。
運用時間は13時からの30分なので、それまでは会場を見て回りましたが、緊張してあまり集中できませんでしたね~。
13時15分前にブースに行き、スタンバイ。
私が使用する予定の無線機の横には、アイコムのリニアアンプIC-PW1が、ドン!と設置されています。
でかい。これで1kWの出力が出ます。
電信で1kW出すと、どんなことが起こるんだろう、どこまで飛んでいくんだろうと、ワクワクしてきました。
さあ人生初の1kW電信運用です。コールサインは8N3AND。
私は左手でパドルを操作するので、無線機の設定が心配でした。
しかしパドル側のスイッチで反転させることができるようになっていて、無線機の設定変更が不要となるよう工夫されていました。
これには感激。使ったことのない無線機だったので、スタッフの方がフォローしてくれました。感謝です。
準備が整い、試験電波のVVVを出してみると、
横に置いてあるIPW1の針がガンガン振れて、ピークで1kWを差しています。
気持ちは盛り上がります。
QRL?で周波数の空きを確認し、CQを出しました。
さすが1kW、強力に届くのでしょう。
すぐに応答がありました。結構ノイズが高くて、受信に苦労しながらも、多くの局からコールしていただきました。
時々、リニアアンプのメーターを見ると、針が気持ちよく1kWのあたりまで振れています。
さすがに運用中なので、1kWに振れている写真が撮れませんでした。
関ハム会場の屋上には、立派なアンテナが臨時で設置されています。アンテナも、素晴らしい設備です。
ちなみに無線機は、アイコムのIC-7600。
自宅でも、このような設備でやってみたいものです。
受信で苦労したこともあり、汗をかきながらの運用は、あっという間に終了しました。
7月16日、13時からの8N3AND局、7MHz電信の運用者は、JS2AZOでした。
拙い運用すみませんでした。交信いただいた各局、ありがとうございました。
最後に交信した各局のデータを、事務局のハムログに登録。これで初の記念局運用は終了です。
非常に楽しめました。うまくできたかどうかは別として、個人的には、やってよかったと思います。
〇ハムフェア、朝から並んで、記念局8J1HAMを運用。あのFTDX101MP
8月19日、20日と行われたハムフェアに参加しました。
記念局の運用をするためには朝早くから並んで順番を取る必要があると聞いており、今回近くに宿泊したので、いいチャンスです。
ダメ元で、並んでみようと、20日の朝早く行ってみました。
ホテルで朝食を食べていたら少し出遅れて、ハムフェア会場の東京ビッグサイトに到着したのが7時55分頃。
まだ閉まっているドアの前に既に10数人が並んでいました。
ああダメかなあと思いつつ最後尾に並んで、8時のドアオープンを待ちます。
申し込みは2階のハムフェア会場の前。
ドアから一番奥まで行って、エスカレーターで2階に上り、さらに折り返してハムフェア会場の前まで行く必要があります。
結構な距離があり、ちょっとダッシュするのはきついです。
きっとみんな走るんだろうなあと思っていたら、ドアオープンとともに、皆さん結構走ります。
私はついていけないので、早歩きで申し込み受け付けを目指し、並んだところ18番目をゲットできました。
この人数だと、何かは運用できるとのことで一安心。
7MHzか14MHz、21MHzの電信を狙っていましたが、最終的に7MHzの一番最初の枠を確保できました。
出力200Wの設備です。十分すぎる設備で、とても楽しみです。
パドルを左手用にする必要があったので、設定の確認のためにハムフェア二日目の開場と同時に、記念局運用スペースに行きました。
ワニ口クリップで配線をすぐに変更できるようになっていたので、こちらも助かりました。記念局のノウハウの一つですね。
コールサインは8J1HAM。さあ、スタートです。
CQを出し始めて気づいたのが、時計が見えない!こと。
いつもの移動運用はハムログで時刻は自動入力ですが、記念局運用は紙ログなので、
交信の都度、時計を見て時刻を記入する必要があります。
壁にデジタル時計がありましたが、眼鏡をはずすと見えないんですね。
1局目と交信しながらあわてて携帯を出し、アプリ無限時計を起動しました。
最初から出しておく必要があります。少し汗をかきました~。
設備はFTDX101MPの200W出力。アンテナは会場屋上設置の申し分ない設備。
最新のマシンを触れて最高です。
ただ2波同時受信で、受信周波数と送信周波数が違うスプリットのような設定になっていて、
右側で受信、左側の周波数で送信するので少し悩みました。
よくわからなかったので、両方の周波数を一致させることで、何とか逃げました。
慣れていない無線機には、やはり戸惑います。
とりあえずCQを出すと、順調に呼ばれ始めました。
後半はパイルアップになり、お祭り騒ぎです。この瞬間がたまりません。
毎回パイルアップの際に思うのですが、重なっている中でも、明らかに他と違って浮き上がって聞こえてくる局があります。
どのような設定をしているのかなと思いながら、交信しています。
教えてほしいですね~。
逆に、1局なのに反響しているようになって、非常にコールサインを聞き取りにくい局もあります。
なぜそうなるのか、これも知りたいものです。
約30分間のハムフェア記念局も、あっという間に運用が終わりました。
8月20日10時30分からの運用へのコール、各局ありがとうございました。
東京でも、やはりやってよかった。出来はどうかわかりませんが、少し自信になりました。
DE JS2AZO
HPE CU AGN SN.
GL 73 & 88.