駐車スペース一台分で完結する移動運用の味方、カーボンロッド釣り竿アンテナを実戦投入する
カーボン製の釣り竿を使ったアンテナ(カーボンロッドアンテナ)は、竿を伸ばして立て、UNUNとアンテナチューナーでつなぐだけで、マルチバンドに出られます。駐車場スペース1台分で完結するのも、うれしいポイントです。
電波の受けが良くないという指摘もありますが、けっこう使えそうです。
今回、オートアンテナチューナーATU-100を入手してチューニング作業が楽になり、
運用しやすくなったので、実戦に投入してみました。

目次
カーボンロッドアンテナをPOTA移動運用で本格運用
EFHWやファンテナなどと比べれば、飛びも受けも及ばないようですが、
駐車スペース1台分で収まり、マルチバンドに出られ、それほど目立たないので、
公園の駐車場で運用するPOTAの移動運用に適していると思います。
今までメインのモービルホイップと、広い場所で使え性能の良いEFHWアンテナに、
カーボンロッドアンテナを戦力として加えるべく本格的に使い始めました。
セッティング
ふみたて君に塩ビパイプを立て、塩ビパイプにカーボンロッドを差し込んで、伸ばせばアンテナの設置は完了です。

もうすぐ車が変わるので、配線関係は仮の状態ですが、
クリップでカーボンロッドに巻いたアルミフォイル部分をはさみ、9:1のUNUNと接続します。
MAT50でアースを確保し、同軸ケーブルを車内に引き込んで、ATU-100に接続して完了です。

次の車は車内にアース端子があるので、
塩ビパイプにUNUNを設置し、同軸を車内に引き込むようにする予定です。
ATU-100でスピーディーなチューニング
ATU-100は、1.8-50MHzの100W入力に対応しておいり、小型で素早くチューニングが取れる優れものです。
徒歩の移動運用で使っている方も多いようです。
ボタンを長押ししてチューニングモードにし、FT-891Mから10Wで送信すると、
数秒でマッチングを取ってくれます。

カーボンロッドアンテナとの組み合わせで、3.5MHz~28MHzまでマッチングが取れています。
SWRは、ほぼ1.1~1.5の範囲に収まります。
バンドチェンジがすぐにできるので、とても楽になりました。
運用
カーボンロッドアンテナを使っている方から、飛びはよいが耳が劣る、と聞いていますが、
Reverse Beacon Networkの数字などから、少なくともモービルホイップよりは飛び、受けともに良いようです。
混雑した駐車場ではモービルホイップにし、それ以外はカーボンロッドアンテナによる運用にする想定です。
EFHWとの比較はできていないので、これは後日の課題とします。
愛知県森林公園でテスト
1月8日、11日と、近所のPOTA対象公園である愛知県森林公園(JP-1922)で運用しました。

駐車場のオープン7時30分に第一駐車場に行き、少しウォーキングのあと、セッティング。
両日とも8時頃から、短時間ですがCQ POTAを打電しました。
若干緊張しますが、CQを思い切り出すのは気持ちがいいですね。
8日は45分で7MHz33交信、11日は7MHzと10MHzに出て1分1交信のペースで65交信。
11日は、日本時間の朝5時14分から磁気嵐が発生していたにもかかわらず
ほぼ途切れずにコールがあり、満足できる運用となりました。
ATU-100を含めて安定して動作することも確認できたので、
メインで使用するアンテナの一つとして使っていきたいと思います。
まとめ
25年9月からカーボンロッドアンテナを検討してきました。
愛知県森林公園で何度かテストを行い、ほぼめどがついた感じです。
- カーボンロッドアンテナは、移動運用のメインアンテナの一つとして、使用できる
- 3.5MHz~28MHzで運用可能
- せっかくなので、160mと6mにも対応できないか、検討する
- EFHWアンテナとの性能比較をしてみたい
- ATU-100のバッテリーが1日のフル運用に耐えるか要確認
移動運用で使いながら、確認・改良していきたいと思います。
(参考)
ATU-100
たまたま、フレンド局から、譲ってもらいました(感謝です)。
小型で比較的安価なのでお勧めです。
関連情報
カーボンロッドアンテナ調整の状況は、「カーボンロッドアンテナはマルチバンド対応で、使い勝手がいい」に記載しています。
DE JS2AZO
HPE CU AGN SN.
GL 73 & 88.
