【機材】モービルホイップを購入。HF20CLの実力

移動運用で14MHz、21MHzを気軽に使うために、モービルホイップを購入しました。
HF20CL(14MHz用)
HF15CL(21MHz用)

移動用に使用しているHFV5と比べて、
バンドを変更するたびにアンテナを交換する必要がありますが、
混雑した駐車場などでもそれほど威圧感なく使用することができると思います。

  • マグネット基台にサクッと設置。すぐに設置完了
  • あまり目立たない。
  • モノバンドなので都度交換必要
  • 電波の飛びは、やはり劣る?

電波を出すためには、送信する周波数とアンテナの共振周波数が一致している必要があり、
購入時は調整が必要です。

NanoVNAで共振周波数を確認。

  • HF20CL(14MHz帯):アンテナの共振周波数は少し高めの14.110MHzくらい。ターゲットの14.074MHzにはエレメントそのままで、長さ調整で対応可能。
  • HF15CL(21MHz帯):20.6MHzに共振周波数があり、使いたい21.074MHzよりかなり低いため、エレメントの長さ調整範囲では収まらず、切断する必要あり。

エレメントをカットする道具を持っていないので、HF15CLの調整は後回しにして、
とりあえず14MHz帯で出られるようにもう少し調整。

HF20CLは、エレメントを1cm変化させると、約45KHz共振周波数が変化します。
少し共振周波数を低くする必要があるため、エレメントを長くしてNanoVNAで計測。

それでもだめなのでもう少し長く。
これを繰り返して、大体ターゲットの14.074MHzに合わせました。

マジックで印をつけて、調整完了です。次からここに合わせば、ほぼOKです。

印をつけて次からやりやすいようにしている。すぐ消えてしまうのが難点

ちなみに、通常は六角レンチで締める必要があるねじですが、
蝶ねじに変更して、工具なしで着脱・長さ変更できるようにしています。

調整ができれば、実戦で確認したくなります。
早速、近くの朝宮公園で、移動運用してみました。ここはPOTAの対象地でもあります。

移動運用の様子は、【移動運用】POTAとモービルホイップで海外との交信を楽しむに記載しています。

PSKReporterを見てみると、送信した電波が、北米、南米、欧州、アフリカ、アジア、オセアニアに飛んでいることが確認できました。
モービルホイップで、結構飛んでくれるので、まずは満足です。

吹き出しの地点で当局の電波が受信されている

とりあえず、大きな問題はなさそうです。
正直な感想としては、思ったより飛んでるなと、いう感じです。

モービルホイップは混雑した公園の駐車場で設置しても、それほど目立ちません。
飛びは劣るかもしれませんが、今回、北米、南米、欧州、アフリカに
飛んでいることを確認できたので、FT8によるPOTAや公園アワードの移動に
威力を発揮しそうです。

モービルホイップはあまり目立たない
ちょっと目立つので悩ましい。セッティングも時間がかかる

それに、なかなか、それなりのアンテナを上げる勇気がないので、
モービルホイップを活用していきたいと思っています。

GL 73 & 88
HPE CU AGN SOON. e e

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